みなもとだよりの上、<もの想う窓>を連載してくださっている 一瀬大智さんの 作品展が、
2021年1月に 大阪の端 awaiya books にてひらかれました。
こちらは 展示のあと 旅立った あとさき でひらく窓の景色 の展示会場です。
すこし長い前書きのあと、あとさきの景色を掲載しております。
概要をお知りになりたい方は前書きから、
景色をご覧になりたい方はスクロールして景色から ご覧くださいませ。
(すこし長い前書き みなもとだより/awaiya books みなもより)
丸いの 楕円の ぺらぺらの、
ひとつひとつ 一瀬さんが道の途中でひろってきた景色がひらく 窓。
どこにでもある / どこでもない 景色 を 遠く / 近く 眺める
ふう と深く息をつくような、ぼう と力をぬくような、ひと呼吸 おくような、
<もの想う窓> そのタイトルどおりの 眺めが awaiya books の片隅にひらきました。
なかなか出歩きづらい時期にもかかわらず、予想していたよりもたくさんの方におたのしみいただき、そして予想していたよりもたくさんの絵画たちが、旅立っていきました。
中には、絵を買うのははじめてです、という方や、オンラインストアを通して絵をお迎えくださった遠方の方もおられて、
ああ、うれしいな、と思うと同時に、
旅立った先で どんなふうにこの窓たちがひらいているのだろう、その景色を見てみたいなあ、
という気持ちが ふと湧いてきました。
同じようなことを 一瀬さんも考えてくださっていたようで、
それでは、というわけで、絵画をご購入いただいたみなさまへ 作品とともに あとさき展 へのご参加のお願いをお渡しさせていただきました。
そうして うれしいことに、幾人かの方に お写真とことばをお寄せいただくことができ、
こうして インターネットのみなもとだよりの上に あたらしい 展 をひらけることになりました。
awaiya books ではなぜか ときどきこのような すこし不思議なやりとりが お店とお客さまの間で生まれています。
中にいる人間でありながら、そのようなやりとりを 本当にうつくしいなあと感じ、なんだかとてもすばらしく ありがたいことだなあ と思っています。
みなさま、ありがとうございます。
さあ、それでは、旅立った あとさき の景色、
遠く 近く 眺めてお楽しみいただけましたら幸いです。
ごゆっくり、どうぞ。
添えていただいたことば(お名前 / お住まい)
家の中に窓がひとつ増えて、新たな風が吹き込まれてくるようです。
伊丹空港のこの景色も懐かしくて、幼少期を思い出します。
(みわ / awaiya booksまで自転車で15分)
(鍋島あやこ / 神戸)
(今回お迎えいただいたのは、右側のぺらりの絵画。隣に飾られているキャンバスの作品も一瀬さんの作品です。並べて飾る景色もすてきです、)
(恐竜画家CAN / 大阪の真ん中)
(chisato tende)
(ゆき / 神戸)
(今回お迎えいただいたのは上の楕円の絵画です。右下に飾られているキャンバスも一瀬さんの作品ですね、すこし雰囲気のちがった作品が並んでいる景色もすてきです、)
絵を部屋に飾るというのははじめてのことで なんだか緊張しましたが
いざ飾ってみると あ、こりゃいいなあ、と
新たなよいものに心がひらいた瞬間でした
(フィト / 奈良県)
ご協力いただいた皆様、このような企画をご快諾くださった一瀬さん、本当にありがとうございました。
絵を買うことや飾ることが もう少し 身近になって、
たとえば毎朝のコーヒーとか、週末の花のように それぞれの たのしみ のひとつとして選ぶことができればすてきだなあ、と願っています。
awaiya books の展示部門は しばらく一瀬さんのお力添えをいただきながら、今後も展開してまいります。
また みなさまと たのしいやりとり させていただける機会を持てましたら幸に思います。
ご覧いただきありがとうございました。