毎年のおたのしみ、というかんじがでてきた冬じたく市、
おかげさまで今年も開催の運びとなりました。
今年は、表面にあるもの、の前に、冬じたく市のみなもと、についてたくさん思いめぐらせました。
たくさんのひとやものが、行ったり来たりする、交差点のような<市>で、目に見えるかたちではない<もの>を持ち帰っていただきたい。いただきたい、というのも押し付けがましいから、勝手にそうなってた、みたいな、自然なしかけをたくさん置いておきたいな。
やさしいきもちになる瞬間、感覚がひらく瞬間、なにかに気がつく瞬間、じぶんのみなもとにふれる瞬間、のきっかけをちりばめたような、あたたかい光がきらきら反射しているようなイメージ。
冬ごもりの動物みたいに、家に帰ったあとも反芻してたのしめるような、あたたかいおもしろさ。
それをみなもとに、さまざまなコンテンツを考えました。
味のみなもと(甘・辛・酸・苦・塩、など)、食べることで感じられるもの、をテーマにしたお菓子やパン、
いのちをいただく、感覚をとりもどすような野菜をつかったお食事、
ハッとするようなすばらしい香りのコーヒーやお飲み物、
あたらしいまなざしに出会える本、
目で、耳で、おもしろい。どんなひとでも鳴らせる<絵>の展示、
水面の、表面にでているもの、はこれまでと同じように思われますが、
水面下、おおもとのところ、は、そんなふう、に、なっています。
いま、読んだこの文章のことをぜんぶ忘れたからだで、お越しいただけましたら幸いです。
みなもと冬じたく市2019
心が両手をひらくとき / みなもとをふるわせるもの
<日時>
2019年12月1日(日)
11時から16時まで
<場所>
エレバティ(大阪と尼崎のあいだ、JR塚本駅すぐの高架下のスペースです)
<参加店舗さま>
・わがし屋よだもち(御幣島/和菓子)
・ウステトパン(中津/パン)
・ヤマGEN(熊本/パンとスコーンとジャム)
・fuminote(大山崎/焼菓子)
・SUS〜くらしと本のみせスウス〜(京橋/絵本やくらしの本)
<みなもとコンテンツ>
・だれでも鳴らせるやさしい絵
・うつわをつなぐ
・みなもとプロダクト(ポストカード/カレンダー/絵など)
参加店舗さまとコンテンツはand moreです
詳細はSNSやこのウェブサイトにて更新してまいります。
ぜひみなさまのおたのしみにしていただけましたら幸いです。