１年ほどお休みをいただいていた、みなもとだより。
あたらしいかたち　perali になってふたたびはじまります。

今までのみなもとだよりとはぜんぜんちがう感じがするけれど、なんとなく地続きのかんじもあり、
なつかしくも、あたらしい気持ちで、たのしんでいただけたらとてもうれしいです。

紙道具の製作をはじめたり、市のこと、自分にできること、したいこと。
変わってきたことと、変わらないこと。みなもとはどこか？
食べること、暮らしかた、本のある場所、きちんと古いもの、散歩、ことば、ひとびと、日々の根っこをつくっているもの。
いろんな角度から、じいっと見つめたり、書きだしたり、さわったり、

そうして今のかんじにちょうどいいものができあがりました。
今年はこの、あたらしいだよりと紙道具をまんなかにおいて、のびのびうごいていこうとおもいます。

すでにたのしみがたくさん。４月に出店予定のイベントのおはなしはこちらからどうぞ。

さて、#1 early spring　です。
寒かったり暖かかったり、環境がかわったり、変化のおおきい時期。

どっさり食材がとれる作りたてのあたたかいスープが食卓にあるのがとても心強いな、
ということでまずは、グッド・モーニング・スープのおはなし。

かんたんな出汁のとり方や、朝の短い時間でもささっと作れるちょっとした工夫、
おすすめの食材や、あったらうれしい小道具の紹介をしています。

たとえば鶏ももの出汁なんか、３０分くらい火にかけておけばできるので、
夕ご飯の支度が済んだら、鍋に水ともも肉を放りこんでおけば食後に仕上がっているという具合です。
朝、細かく切ってささっと炒めた野菜の鍋に、その出汁をザーッといれて、沸かして、塩胡椒。でチキンスープできあがり。
それとごはんかパンに、オムレツがあればちょうどいい朝ごはんです。

鶏ももは、切ってスープにいれてもいいし、おすきなタレ（わたしはからし醤油がすき。あとトマトソース！）をかけても、ざっと焼き目をつけて照り焼きにすればお弁当のおかずにもいい。
弱火でじっくり煮ているのでほわほわやわらかくておいしいの。

出汁はシンプルなので、ごま油や生姜いれて中華風もいい。
とくに食欲のない朝は消化に良い具材＋冷やご飯をいれ、卵をおとして中華粥風にいただいています。
あとはちょっとよけといて、洋風のおかずのお出汁にコンソメ代わりにいれるとぐーんとおいしいです。
おんなじように紹介しているかつお昆布出汁も、多めにつくっておいて、煮物・炒め物・和え物、、ふだんのおかずにどんどんつかいます。

顆粒だし・化学調味料も便利でいいけれど、ふだんの食事のみなもとにはやっぱり出汁がいてほしい。
３食のうちのどれかでは、余計なものがない、やさしい食事をいただきたい。
そんなこんなのグッド・モーニング・スープ。まあ深く考えないで、ぜひ一度おためしください！

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