トマトソースの季節です

みなさん、いかがおすごしでしょうか?
みなもとだよりとしての記事を書くのはずいぶんお久しぶりで、すこし新鮮な、こそばゆい、ふしぎなかんじがしています。

 

ずいぶん夏が近づいてきたなあ、と思う頃に書いていた原稿を、うっかりうっかり掲載しわすれていました。
暑い日の台所に、あるとうれしいトマトソースのレシピ、書いておこうと思います。
たくさんつくっておけば、カレーに、オムライスに、パッとつかえて便利です。

ぜひ、ヤッテミナモです。

 

<材料>
・トマト缶ひとつ(カットのほうがすきです)
・玉ねぎ半分
・トマト半分かプチトマト5つ(なくてもよい。あると味わいが深くなりおいしいです)
・塩こしょう 適量
・砂糖、ケチャップ おこのみで

①フライパンに油をしき、細かくみじん切りにした玉ねぎを中火〜弱火でよく(しんなりしてきつね色っぽくなっておいしいにおいがするくらい)炒める。だいたい10分くらい。

②①にトマト缶ひと缶いれかるく混ぜて、底をときどき混ぜながら弱火で30分ほど煮込む。

③トマト半分すりおろし入れる。もしくはプチトマト5個くらいを小さく切って入れ混ぜて、塩コショウで味をつける。甘みが足りなければ砂糖もすこしいれる。ケチャップ入れてもよい。

④5分ほど弱火を入れて味をなじませ、完成。

 

②の火にかける時間は長いですが、ほぼ放置で大丈夫です。底が焦げないようにときどき混ぜる程度。
涼しいところで、トマトの旨みがしっかり出るのを待ちましょう。

できあがったら保存袋やタッパにいれて、冷蔵で1週間ほど、冷凍でひと月ほどおいしくいただけます。

 

<わたしのすきな使いかた>

1.オムライス
フライパンにオリーブオイルをひいて、刻んだきのことベーコンもしくは鶏肉、みじん切りの人参とピーマンをよく炒め塩こしょう。
トマトソースをいれてなじませ、弱火にして温めた冷やご飯をいれる。
よく絡めて水気がとんだらお皿に盛って、卵をふんわり焼いてのせたらできあがり。
トマトソースの味がしっかりしているのでケチャップなしでもおいしいですよ。

 

2.鶏肉に添える
鍋に鶏肉と、鶏肉が浸かるくらいの水をはって中火、沸いたら弱火にして20分ほどほったらかす。
ゆで汁をよけておき、フライパンにオリーブオイルをひいて、ゆで鶏の両面をかるくこんがり焼く。
食べやすい大きさに切って皮の面に塩こしょう。トマトソースを添えていただく。
ゆで汁はお水ですこし薄めて沸かし、塩胡椒すればおいしいスープになります。炒めた玉ねぎなどの野菜を加えてもおいしいです。

 

他、きのこやピーマンや人参など炒めた野菜を加えてパスタと和えたり、にんにくしょうが、スパイス加えてカレーにしたり、したことないけどラタトゥイユにしたり、いろいろと活用できると思いますよ。

食卓がパッとあかるくなる、元気な彩りもいいところです。
多めにつくって、いろいろたのしんでみてくださいね。

 

そろそろ夏が去っていく、そんな気配を感じるこの頃です。
季節の変わり目、体調にどうぞお気をつけて、すてきな秋をお迎えくださいね。

KURASHI