好きなようにやればいいんじゃないですか

好きなようにやればいいんじゃないですか

ということを、いろんな場面で思うのです。

白か、黒か。これが、正解、これが、まちがい。
みたいに言い切れることってほとんどないと思います。
どんなことも、どこに光をあてるか次第、
すんごいピンポイントでみたら黒だけど、すこし光を広げてみると白いところも黒いところもぜんぜんちがう色のところもあるよ、みたいなことばっかりではないでしょうか。

という感覚が持てるようになってから、じぶんで生きることがどんどんたのしいなあと思う。
いままでは、なんか、ずっと正解をさがしてたんではないかなあ。失敗したくない、間違えたくない、っておもっている期間が、すごくながかった。

どうやったら効率がいいか?間違えないか?失敗しないか?
正解をさがす。正解だと思われるとおりにやる。
それはけっこう、じぶんを消費してしまったような、おかしな疲れをともなうものです。

こうやってみたい。こころがわくわくするようにやる。
そんなのやったことないから、まず、やりかたがわからないよ。
でも、わからないなりに、さぐりさぐり、やる。
ほんとうのことはそこにしかないんだ。
うまくいかなくて、落ち込んだりもするし、ときどき勇気もいるけれど、その繰り返しのなかでじぶんが磨かれていくような、きもちのよさがある。

そうやってできたじぶん、じぶんのやり方は、黒いところも白いところもぜんぜんちがう色のところとかなんにもないところとかうねりや凹凸とかがあって、正解とか、まちがいとか、失敗とか、そんなものさしでははかることができない、ということが、もうわかっている。

そんなふうにじぶんがしっかりしてくると、選ぶことも上手になる。
選択肢を増やす、という選択もできるようになる。
ほんとうに大事なものを、大事なままおいておくことができる。
ひとのことを気にしないし、ひとにやさしいきもちを向けることもできる。

好きなように、やればいいんじゃないですか。
ほんとうに、こころのわくわくするように。やりたい、と思うように。
なんかちがうな、とおもうことからは距離をとればいいし、
やさしくてきもちがいいな、というところに長くいればいい。

お料理のはなしを書こうと思っていたんですけれど、なんでかこんなお話になりました。
まあ、好きなように、やればいいんじゃないですか、
いいことばだな、と思います。

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