瞬き便 3(awaiya books)

おおさかの下町でであったふたりがはじめる、古書店のような喫茶室のような図書館のような、awaiya books(アワイヤブックス)。
そのひとりが、すこしのあいだだけ広島で暮らすことになり、
そのひとりが、店をつくりひらきながらかえりを待つことになりました。

はなれて暮らしていても、あわい、へのまなざしを、つたえあいたいなあ
せっかくだから、awaiya books のかんじ がすこしでも伝わるような読みものにしたいな、
ということで、往復書簡(のようなもの)を、瞬き便(またたきびん)と題しましてこちらで更新してみます。

あわいの時間に、ぜひどうぞ。


awaiya booksのふたり

みなも(帰りを待っているほう/いれもの担当/老アラサー)
さっちゃん(広島にいるほう/なかみ担当/ヤングフェアリー)

awaiya books instagram


さっちゃんへ

 

お元気ですか。3月になりましたね。
世の中はおちつかない様子だけれど、さっちゃんはたのしく過ごしていますか?

大変なできごとはいつの世にも起こるものだと思います。
その時々の適切な対応をとるべきだと思うけれど、そればっかりにならず、おちついて、できるだけいつもどおりの、おだやかできげんのいい暮らしをつづけたいものだと思っています。

 

話は変わりますが、このあいだ出会った山の本がすごくよかったです。
山はすきだけれど、山に行くことじたいにはさして興味のなかった私にもすごくおもしろかった。
心に風や光を感じ、鳥の声をきき、花のゆらぎを見る。いっしょに山を歩いているような心地のよい随筆集です。からだに残しておきたいことばをいろいろと見つけることもできました。

その本の本文用紙が探していた紙に近かったので調べてみたら、こんなページを見つけました。
この本の装丁デザインをされたのは、以前トークイベントに伺ったことのある夏葉社さんの本のデザインをされている櫻井久さんという方で、それがなんだか、じぶんの心がつながりをもってうごいているんだなあという心地をくれ、うれしかったです。

 

それと、すこしまえにさっちゃんが話してくれた、日々是好日という本。その映画をみました。
すごくいい映画でした。山の本で感じた心地と、すこし似たところがあります。目や耳やからだで感じる自然と、じぶんのなかにあるものがおんなじようにうごく、というのかなあ。ことばにするとすこし陳腐になってしまう、うまく言いあらわしきれない、あわいの心地です。
もし機会があれば見てみてください。そして帰ってきたら、あの本を貸してもらえたらうれしいな。

 

すこし長くなりました。
カードはデザインがほとんどできたから、あとは土台の紙を探すのみです。つぎの手紙では完成をお知らせできたらいいなあと思っています。

からだに気をつけてくださいね。また書きます。

みなも

 

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